3月27日に21名、4月1日に7名の『入社式』を行ないました。
グループ会社は大きく分けると3つです。(1)注文住宅が『アサヒグローバル(株)』(2)土地活用のアパートマンション販売会社が『ゴールドトラスト(株)』(3)高齢者住宅の運営と介護と医療が『ゴールドエイジ(株)』ですね。ゴールドトラストで受注したアパマンはアサヒグローバルが建設工事を行なっていますし、賃貸管理や借り上げなどもアサヒグローバルで行なっています。
それ以外ですと(4)『幸せ相続(株)』は相続と税金対策の専門の会社で『税金セミナー』などもたくさん行なっていますし、『相続・終活ビル』の運営を行なっています。(5)『ゴールドエイジコンストラクション(株)』はサ高住専門の販売・設計・施工会社で全国どこでも仕事ができます。ここで『サ高住学校』や200床未満の中病院向けの『サ高住病院学校』を行なっています。あとは(6)『AGGホールディングス(株)』が持株会社として運営されています。ですから、入社式も少し複雑です。21名は建設系の営業・設計・工事ですし、7名は介護医療系の新入社員となります。
入社式は新人社員ばかりでなく、私達先輩社員にとっても気が引き締まって初心にもどると言いますか、なかなかいいものですね。私は一言お祝いの挨拶をするのですが、だいたいいつも3つのことを申し上げています。
(1)『社会人』とは何か...です。家庭での教育で大切に育てられて、学校での教育は自分の為の勉強でした。成績が良くても悪くても自分だけの責任ですね。しかし会社での教育や社会人とは一言で言って『人の為に生きる』ことだとお話ししています。8時間だけは人の為に真剣に働くのです。そして自分はいくら頑張ってもその評価はお客様や上司や同僚がしますから、一人よがりでは生きていけませんね。これが学生と社会人の一番の違いでしょうか。私はそう考えています。分かりやすく言えば、どれだけ人の役に立つかでその人の『給料』が決まるということです。社会人は100倍の給料の差があって当たり前ですね。
(2)次に『成功の3条件』をお話ししています。それは勉強好き、素直、プラス発想の3つです。社会に出てからが本当の勉強の始まりです。専門知識や技術が無ければお客様に迷惑ですし相手にされませんから好きとか嫌いとか言ってられません。必死に勉強した者でないとやっていけません。学生とは全く違うのです。そして否定をせずに何事も素直に実行する。どんな苦しいことがあっても全てよかった、よかったと思うこと。そう思えないとプラス発想の人にはなれませんね。もうホントに難しいことばかりです。
(3)仕事は『能力×熱意×考え方』です。その中で考え方にはマイナス10からプラス10まであります。能力が10点、熱意が10点でもドロボーさんがいいんだという考え方の人はマイナスですから掛け算すると能力と熱意のある大泥棒になってしまいますね。これでは社会人としては失格となります。
さて、大事なお子様を社会人としてお預かりしますので、自分自身の反省も込めて新入社員にお話しをさせていただきました。そして後の方の先輩社員にも良く聞こえるように...大きな声で話しをいたしました。しかし社長として一番辛いのは社員が辞めていく時ですね。それは一番辛いことです。ですから1年間くらいは辛抱して頑張ってもらいたいものです。そしてできれば3年くらいは1つの仕事をやり続けていただきたいと念願しています。ゆとり教育で育った社員さんは純粋で優しい人が多いのですが、競争とか根性とか踏ん張りには少し弱いところがありますね。そこのところを十分に気を付けて『人の為に生きる』を実践していただければ、立派な社会人になれることは間違いありません。私達にも大きな責任がありますから一人一人を育てていきたいと考えています。