【住宅】『2025年』住宅会社は半分倒産!!

あと8年先には住宅会社の半分は倒産・廃業となります。現在年間『90万戸』の新築住宅(注文・建売・分譲マンション・賃貸)が2025年には『60万戸』になってしまうからですね。

 

3%の住宅着工数が減るから33%の住宅会社が倒産するのではなく、50%の半分の住宅会社が倒産・廃業してしまいます。それは強い住宅会社が生き残りますから、弱い会社はたくさん倒産してしまって、建設会社は半分になってしまうのですね。

 

アメリカの人口は約3.2億人で新築着工数は48万戸。日本の人口は約1.3億人で新築着工数が90万戸。人口が4割しか無いのに着工数が2倍ですから、なんと今現在、日本はアメリカの5倍の住宅着工数となります。まあ8年後に60万戸になったとしても着工数はアメリカの1.3倍。人口で比較すると3.25倍ですから、いくら日本特有の『持家願望』があったとしても、ちょっと日本は住宅を建てすぎていますね。

 

ということで、8年後に住宅会社が半分になってしまうのですが、『アサヒグローバル』さんは生き残れるのでしょうか...(?)アサヒグローバルは地域のビルダーランキング15年連続1位だから生き残れる...とは私は考えてはいません。全国の住宅会社が半分倒産するのですから、そんな甘い話はありませんね。

 

必死に努力して、お客様のニーズに合わせた住宅を販売するのは当たり前。それだけでは生き残れません。ではどうすれば生き残れるのか...。

 

それは①日本中の住宅会社が考えたことのないことをすること(オンリーワン)。

 

②そして日本中の住宅会社ができないことをすること(ナンバーワン)。

 

例えば、ローン支払いのない家。電気・ガスが無料。坪当たり15万円の家(40坪で600万円)。

住宅キット販売(組立式住宅)。

世界一流のデザイナー住宅。家具家電付き住宅。

住宅の通信販売。地下室住宅。防災空爆用の核シェルター住宅。海外輸出住宅販売。完全耐震住宅(空気の基礎の上に家を乗せる)。

リゾートホテル付き住宅(無料でホテルが使える)。賃貸収入付き住宅。5世帯住宅(家族用シェアハウス)。

老後介護保証付き住宅。利回り100%の風力発電(太陽光発電の10倍効率)その他いろいろ。

 

③つ目はやはり住宅会社の生産性・効率を上げることです。同じ人数で2倍の住宅を作ることができれば、アサヒグローバルさんは倒産しませんね。

 

今の営業マンの一人当たり契約数を2倍にする。工事担当の一人当たり施工現場を2倍にすることです。これは簡単に可能です。成績の悪い営業マンや工事担当には別の仕事をさせればいいだけですね。簡単です。

 

④つ目はやはり、設計改善、施工改善、工程改善、工法改善でしょうか。今までと同じやり方は全て見直すことです。人と同じこと、他社と同じことはしないと決心すべきですね。そして勉強して勉強して努力して努力して新しい設計・施工・工程・工法を創り出さないと、並の住宅会社ではみんな倒産してしまうのですから、どうのこうの文句を言っている時間はありません。大変ですね。

 

さてあと8年で2025年ですからこの①~④を実行いたします。人から変人扱いされても、世間からバカにされても、やはり生き残る方法は『オンリーワン』『ナンバーワン』しかないのですから、勇気をもって可能性を信じて挑戦するしかありませんね。

 

2026年になってアサヒグローバルさんは『いい会社』になって『生き残った』ねと言われれば最高に気分がいいのですが...。なんとか頑張るしかありませんね。

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