新年あけましておめでとうございます

 本年度も宜しくお願い申し上げます。今年はアサヒグローバルホームも一段と力(リキ)が入っていますので、年初から忙しい毎日となっております。
 アクタス家具売場200坪を年末に大改装しまして、3つのカンパニー会社(会社の中の会社)をスタートしています。それは①スマイシア不動産(主に中古住宅の買い取りと再販)②スマイシアアパートメント(木造アパートの建売販売)③スマイシア賃貸(マンション・アパートの賃貸管理やリフォーム)そしてアクタスの店名を改名した『ノルデイ』はアクタス家具の売場を1/3に縮小してアクタスの北欧家具やインテリア雑貨の販売を行います。
 そしてアサヒグローバルホーム三重カンパニーと愛知カンパニーをスタートしました。それぞれにカンパニー社長がいてそれぞれの会社の損益責任をとることになります。スマイシアグループ会社は中小企業なのに大企業病(機能別の縦割り組織・損益責任が不明確・人材採用と育成の失敗)になってしまいましたから、小さい組織に分割して以前のような活力を取り戻したいと計画しています。今年で売上280億円、社員数1,700名ですが、必ず良い結果を出したいので大改革を実行しています。
 私も今年で73歳ですのであと2年で経営を引き継ぐ準備を進めています。私は会社は社員のものだという考えを持っていますので、できれば社員の中から経営者人材を育成して、社員の中から社長が生まれてくれることを切望しています。しかしこの4・5年努力しましたが社長としての能力のある経営者人材が現れませんでした。もう少し頑張って社長人材の教育を全力で行います。しかしあと2年でできない場合は外部の社長に経営を任せる選択肢となります。そうならないようにあと2年努力したいと思います。
 さてそして私の住宅づくりもそろそろ完成形となりましたので、これからは住まいづくりから少しずつ離れていきたいと計画しています。私自身それは一番淋しいことなのですが、しかしもうやることがありません。この47年間でやりたいことは全てやってしまいましたから、これからは私の趣味と実益を兼ねた『エコエネ事業』と『健康事業』を行っていきたいと計画しています。
 そう決めた一番の理由は①今現在30年遅れている日本の住宅を『世界基準住宅』でつくれるようになったこと。壁厚27㎝、屋根厚33㎝で世界標準のドイツ住宅はアサヒグローバルホームなら簡単に建築できるようになりました。②それに加えて『究極の健康住宅』も完成しています。不思議な水と不思議な電気を使って、住めば住むほど健康になる住まいも簡単に建築できます。はいこれでもう私のやりたい住宅づくりは全て終了しました。もうこれ以上の住宅は20〜30年は出てこないと思います。だからもう住宅づくりを離れることにしました。これは真面目な話で、私の正直な気持ちなのです。
 淋しいですが、しかしもうやることがありません。これらの住宅を販売するのは社員さんの仕事であって、私の仕事ではありません。だから注文住宅づくりからは離れることを決心しました。賃貸住宅づくりや、高齢者住宅づくりはまだ未完成なのでもう少し続けたいと思いますが、注文住宅づくりは社員さんに任せたいと決心しています。
 新年早々、暗い話で申し訳ありませんが、決して無責任で言っているのではなく、全力で47年間努力してこれで完成しましたと皆様に報告できる私は幸せ者です。置き土産と言っては失礼ですが、住宅ユーザー様には『8%ファンド』のプレゼントを残していきます。300万円×年8%=24万円などをローンの支払いにお使いください。抽選ではなく必要なユーザー様全員に販売いたします。長い間お世話になりましてありがとうございました。

記事一覧に戻る