今世の仕事は『世界一住宅』と『家族の幸せ』

 私の今世のお仕事は一言で言うとこの2つです。来世はさて何をさせていただくのか…。何か大切な仕事をさせていただきたいものです。
 私は密教ヨガの先生ですし、46年間(26歳から72歳)かけて死後の世界や超科学的現象を研究しました。そしてアメリカのサンディエゴにこれらを専門的に教える大学院大学(連邦政府承認の正式な大学院CIHS)の経営にも携わっていますし、全15巻の超心理学の世界的権威の『本山博著作集』の編集も行いました(定価19万8,000円)。だから私は先端科学的には前世来世の存在を完全に理解して認めています。その意味で今世の仕事はこの2つだったんだと自分で納得して満足しています。
 『世界一の住宅』を作りたいと思って年間100日以上も海外を回っていましたし、家は家族の宝ですね、と言われた奥様の言葉が忘れられず『家族の幸せ』のために家を作るんだという気持ちを一日も忘れたことはありません。今世の私に与えられた仕事ですからそれは当然のことです。
 今の日本の住宅はドイツ断熱気密などの欧米の住宅基準や法規より30年遅れていることをご存知でしょうか。おそらく家を建てる人の99%が知らないのです。国土交通省が薦める最新のZEH住宅自体がもう欧米の30年前の基準ですから話になりません。実際に欧米の専門家達はこの日本の30年も遅れた住宅づくりを馬鹿にして笑っている状態なのです。
 日本はトヨタの車に代表されるように製造業の国で、科学的にも世界のトップクラスのはずなのにどうして住宅だけが30年も遅れているのでしょうか。それは国交省が日本の大手ハウスメーカーを守るためです。世界中で日本だけが大手住宅メーカーが工場での大量生産で住宅を作っているのですが、工場生産ではドイツ基準の外壁の厚み27㎝とか、屋根の厚み33㎝の住宅が大量生産できません。だから国交省は30年前の基準で住宅づくりをして業界を守っているのでしょう。
 守るのはいいのですが30年遅れの粗悪品の住宅を購入して建てた人は一体どうなるのでしょう。①壁体内結露でカビ・ダニ・ダニの糞・白蟻で家は早く壊れます。②ヒートショックや住宅内事故でお亡くなりになる人や冬の風邪の発生率も日本は3倍から5倍も多いのです。③そして健康寿命が12.7歳も短くなってしまいます。平均寿命(女性)は世界一の86.3歳なのに不健康な期間が12.7年もあってドイツの6.9年の2倍です。その原因は30年遅れている日本の住宅なのです。
 私はこのドイツ断熱気密住宅の基準を超えた『世界一住宅』を完成して販売していますが、全く売れていません。日本人はデザインや価格にしか興味がなくて家を建てるので、だから住宅づくりで失敗してしまいます。日本人は住宅の性能にはあまり関心がありません。残念なことです。
 そして『家族の幸せ』を実現するのも住宅の役割なのですが、世界一長寿でも不健康な期間が世界一長い12.7年もあるのは悲しいことで幸せとはほど遠い現実です。私は住宅が病気を作る、住宅が健康を作ると信じて疑いませんから、これからも世界一住宅の販売の努力をするしかありません。若いご家族でも子供さんの病気は心配だと思います。健康にすくすく育ってもらいたいのが親の気持ちなのです。
 デザインなどの見た目も大切ですが、もっともっとドイツの世界標準を越えている私の『世界一基準の健康住宅』に関心を持っていただくことをお願いいたします。私は今世の責任ある仕事を果たしていきたいと思います。

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