【住宅】『グローバルタウン』の戦略劣化...。

東海4県のビルダーランキング№1は、年間『500棟』以上の上棟をしています。アサヒグローバル㈱は、今年(2019年)やっと契約数が『500棟』ですが、上棟は『470棟』しかありませんね。(大手ハウスメーカーさんは除く。)(ゴールドトラスト㈱の500戸の賃貸住宅着工数は含まず。)

 

もっと悪いことは、2017年度の事業計画で契約数『500棟』を目標にしていて、達成できなかったことです。2年前の目標をやっと再度3年越しで今年また目標にして頑張っているのですが、今年も達成できないとすると、一体グローバルさんはどうなってしまうのでしょうね。万年第3位、第4位ではやってられませんね。

 

さて原因は何でしょうか...(?)営業マンは一生懸命にやってくれていますから感謝こそすれ、文句は言えません。会社としても他社に負けない大型モデルハウスを建てて、その地域のナンバーワンを目指しています。1モデル出店に、土地建物で5億5,000万円も使ったりして...。もうこれ以上のお金は使えませんね。

 

はい、その成績の悪い原因はでした。私の作った『グローバルタウン戦略』がこの10年の間に古くなってしまったんですね...。『戦略の劣化』が原因でした。時代遅れなのです。グローバルタウン戦略で大手の住宅会社も含めて、競合他社に勝ち続けたのですが、10年以上の時間が経過すると、もう駄目です。完全に力を失ってしまったようです。

 

この戦略は総合住宅展示場ではなく①ロードサイドへ単独出店して、②3棟から7棟のモデルホームを建てて、③1棟は競合他社の価格に合わせて、あと2棟でその上下を価格ではさんで、サンドウィッチ状態を作って、競合会社に勝つ作戦でした。これで10年間は負けることなく棟数を伸ばしたのですが...。もう駄目ですね。今現在は私の『戦略ミス』となってしまいました。戦略が劣化したり間違っていると社員さんがいくら頑張っても成績は上がらないものです。すみません。

 

私はランチェスター戦略を勉強して実践していますから、自減型の戦略から再度、集中効果の原則に従って、重点目標をはっきりさせて経営力の分散を避けて、経営資源の人・物・金を集中させる戦略を考えています。

 

で何をするのか...(?)私は人からよく変人だと言われることが多いのですが、私のやることはいつも変わっています。そして私はオンリーワンやナンバーワンが好きですから、人と同じことはしない。思い切った差別化をして、日本で私だけ、日本で一番と言われないと気に入らない性格ですね。困ったものですが、しかしこういう時の『戦略作成』には異常な能力を発揮して、だいたい上手く成功させてしまうのです。

 

やるべきことは①一番大切なことは『営業マン』から意見を聞くことです。そしてその言うことや要望を全て聞き入れて実行してしまいます。これで営業のやる気は2倍になりますね。②そしてその営業マンに日本でここだけ、日本で一番の商品(住宅)を持たせるのです。これで営業の契約の成績はグンと上がります。簡単なことです。

 

しかし難しいのは③この『商品』づくりですね。しかし私にとっては簡単なことです。それは私が変人だからできることなんですね。私はまず営業マンとミーティングをして、そしてこの商品を3ヶ月以内に販売するでしょう。簡単だと言うのは、既にアイデアは20コあるのです。あれもこれもはできませんから、その中の2・3に絞り込んで決定して実行するだけです。新戦略の実行ですね。

 

ということで、間違いに気が付くのが少し遅れましたが、分かれば簡単なことです。あとはやるしかありませんね。6ヶ月で仕上げます。9月中には完成するでしょう。ご期待ください(競合他社様は、くれぐれもご用心ください)。

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