住宅の設計と施工と販売を始めて30年が経ってしまいました。30年前の私の目標は『欧米の住宅に追いつき、追い越す』ことだったのですが...。
30年前の日本の住宅は今考えても酷いものでした。狭くて、暑くて、寒くて、地震に弱くて、保証も無くてアフターメンテナンスもいい加減でしたね。だから住宅はクレーム産業と言われたり、手抜き工事が当たり前で、バブル経済の中で粗悪なものを年収の6倍の高値で販売していたのです。その後やはりローン地獄が発生。売ろうと思っても買った値段の5分の1でしか売れなければ、自己破産をするしかありませんでした。日本の住宅の平均耐用年数は27年(米103年、独79年、英141年)でしたから、作っては壊し、作っては壊しの日本の住宅のインフラはいつまでも貧しくて、日本人は住宅ローンのために働いているんですか...と外国の人は言うのです。しかし真実ですから否定できませんでした。
それから30年が経って日本の住宅は本当に感心する程良い住宅になりました。広くて、涼しくて、暖かい、耐震住宅。60年保証の完全アフターサービス。2003年に24時間換気が法的に義務付けられてからは日本の住宅は激変しました。新鮮な空気で健康的ですし、住宅の寿命も100年耐用が十分可能になりましたね。やっと欧米基準の住宅になりました。今は高断熱でゼロエネルギー住宅(ZEH仕様)や長期優良住宅で生涯省コストで生活できる住宅づくりが一般的になってきました。嬉しいことです。中でも一番嬉しいのは、こんなに良くなった住宅がもの凄く安く買えるのです。大手ハウスメーカーさんの40%引きの価格で当社でも販売していますから、一度是非モデルをご見学していただけると幸いです。
さて私も30年前に『30項目』の日本の住宅を変えたい目標が大体実現してしまいました。ということで、また新しくこれから10年間で実現したい、日本の住宅を変える『目標を5つ』作りました。それは...
①年収の3倍で買える住宅づくり。
②設計・工法を変革して、リース(定借)・インカム(収入)付きのタウンハウス住宅(1団地20戸〜40戸)を販売する。
③日本の100年デザイン住宅を完成して、外観劣化のない住宅をつくる。
④中古住宅下取り、リモデリング、買取保証付の再生住宅販売を行う。
⑤欧米標準の床面積とガーデニング付住宅を販売する。
アサヒグローバルの住宅づくりを一言で言うと『子育て住宅、日本一を目指す』ですね。補足でご説明すると...
①20代からの家づくり
(若いご夫婦でもマイホームが実現します。)
②ライフデザイン・生活住宅
(お一人お一人に合わせた幸せな生活を、間取りや外観でデザインします。)
③ゼロエネルギーZEH仕様住宅
(光熱費や空調の省エネと健康に役立つ住宅)
④60年保証・生涯省コスト住宅
(保証やメンテナンスがしっかりしていると安心です。一生涯にかかる住宅の費用も少なくなります。)
⑤ご紹介契約日本一・契約率43%
(約500棟の契約として、43%の215棟が今現在、お客様や業者様のご紹介なんですね、これは凄いことです。良くないと家族や友人に紹介はしないですね。)
当社では今年、住宅の着工戸数が1,000戸を超えました。戸建ての住宅が460戸、賃貸住宅とサ高住(介護サービス付き高齢者賃貸住宅)が544戸。合計1,004戸ですね。ありがとうございます。30年以上、こつこつと良い住宅づくりに努力しましたが、お客様からの信頼がなければ年間1,000戸の住宅の着工数にはなりません。慢心することなく、10年先の目標を目指して全社員が努力いたしますので宜しくお願い申し上げます。