【住宅】消費税が上がりますね。

パナソニックが7,721億円の赤字。本社の7,000人社員の半分が異動とリストラです。ソニーが4,566億円の赤字。5,000人のリストラをやったばかりなのに、また数千人のリストラ。NECが1万人のリストラ。野村証券も千人のリストラです。

 

そんな中で『消費税』が上がりますね。日本はいったいどうなってしまうのでしょうね。2014年4月から8%。2015年10月から10%です。日本の住宅着工件数は、最高の180万戸から、昨年の80万戸にどんどん下りました。そして消費税アップのあとは、40万戸になると予測されています。だからアサヒグローバルさんも大変です。

 

今、一戸建は300世帯。賃貸マンションは350世帯。高齢者住宅は350世帯で合計1,000世帯を一年間に受注して、建てているのですが、消費税のおかげで、いったいどうなることやら...?会社の総責任者としては考えただけで頭がガンガン痛くなりますね。

 

ちなみに、アメリカは消費税は上がりませんでしたが、リーマンショックで、年間120万戸が40万戸に激減です。人口は日本の約2倍ですから恐しく住宅着工数が減りました。

 

そんな中で、日本のGDPを追い越して世界第2位の経済大国となった、中国の住宅着工件数をご存知でしょうか。まあ人口は13億人で日本の10倍ですが、なんと2,500万戸の新築住宅(高層マンションが大半)が一年間で建設されています。人口は10倍なのに、住宅は日本の80万戸の31倍の2,500万戸です。

 

日本の国力はいったいどうなってしまったのでしょうね。スペイン、オランダ、イギリス、アメリカ、日本の時代は終って、これからは中国と東南アジアと西アジア(カザフスタン・モンゴル・ウイグル自治区)の時代なのでしょうか。どうも歴史的にはそうなりそうですね。

 

しかし私には関係ありません。皆さんにも関係ありません。それはどんな時代にあっても、どんな厳しい経済環境にあっても、たとえ消費税が将来25%になっても、私達は家族を守り、一生懸命に働き、家族や社員を大切にして、幸せにしなければならない使命があるのです。ウルトラマンもアンパンマンもタイガーマスクも、みんな理想に向って、厳しい現実と戦っているのですから、私達も負ける訳にはいきませんね。

 

すみません。興奮して話しが現実から離れて飛躍してしまいました。まあ何が言いたいかと言うと、そんな不景気な時は、売上を2倍にするぐらいの『勇気』を持たないと、会社も家族も幸せにすることができませんね。と言いたかったのです。
はい、私は消費税が10%になったら、今の住宅の受注を2倍にする方法を、もう7年も前から考えて準備しています。これは言ってはいけないことですが、早く10%の消費税にならないかなー、と社外では言えませんから、社内では言っていましたね。厳しい現実の壁を越える方法はいくらでもあるのです。

 

私の信条は『問題は解決されるために現われる』『解決されない問題は現われない』この理論は正しいと信じています。『問題が現われた時がチャンス』と思えたら、その人は必ず勇気を持って問題を突破していますね。私はそう思います。

 

すみません。60歳を過ぎますと、時々偉そうな事を言いたくなったり、押し付けの教訓めいた事を言って嫌われるものです。私もそろそろ年でしょうか。しかし15年に10%になっても、受注を2倍にすると豪語しましたから、引退せずにもう少し頑張ります。皆さんと勇気を持って前進しましょう。

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