【住宅】『赤レンガ』『365日空調・換気』住宅着工

来月の3月から四日市市ときわで2棟着工いたします。注文住宅ではなく建売住宅として実験的に販売を始めますので、完成見学会には是非ご来場願います。

 

何故まだ注文住宅として受注しないのか。それは失敗がないことを確認してからでないと、責任を持って販売できないからですね。いいと思って建てても、予想できない色々な不具合が出てくるものです。27年前に建てた私の3億円の輸入住宅の自宅をご存知でしょうか(土地1億2,000万円・建物1億8,000万円)。この家が、いいと思って建てたのに不具合の宝庫となってしまった悪い例の代表ですね。お客様の住宅として建てなくて、本当に良かったと私は考えていますが、私の家内にとっては忘れられない、苦しくて辛い体験になってしまったようです。

 

20コある不具合の5つ程をお話しすると、

①雨の多い日本にアメリカの西海岸仕様の窓サッシを使ってしまいましたから、10年も経つとサッシが腐ってしまって交換するしかありませんでした(東海岸仕様があたりまえ)。

 

②20ヶ処から雨漏れしました。雨の降らない西海岸仕様とタイベック(防水シート)の入れ方を職人さんが間違えました。

 

③2×6住宅の断熱性抜群の家のはずなのに、冬は寒くて夏は暑くて、人の住めない家になってしまいました。グラスウールの施工を間違えたようです。

 

④ですから家全体でエアコンが14台稼働して、やっと生活できますが、なんと電気代が月に23万円ですから、家内も怒るはずですよね。

 

⑤外壁は4面とも高級タイル貼なのに、台風の時などはそのタイルの目地から水が壁の中に入って、ベニア合板を腐らせてしまっています。今ではそのタイルの上に防水塗料を全面に施工して止めていますが、3・4年ごとに施工しないと家が腐って倒れてしまいますよね。

 

その他15コあります。もう1つついでに最悪なのは、この家は坪当たり建物費が130万円かかりました。今なら半値以下の50〜60万円で私は建てられたのですが、『新しい工法の住宅』とは恐いものですね。家内も怒って当然なのです。すみません。

 

では気分を入れかえて、ということでそれからの私は必ず実験して不具合がないのを確認してからでないと販売しないことを決心しています。今回の『赤レンガ住宅』プラス『365日空調・換気住宅』は今は実験中だから、受注はできないということです。

 

さて、赤レンガは一人の職人さんで1日4㎡(2m×2m)の施工が限界なのですが、私は8㎡から16㎡に挑戦します。もしこれが成功すれば日本一となります。やはり日本で一番(ナンバーワン)、日本で私しかできないこと(オンリーワン)しか中小企業が生きる道はありませんね。アサヒグローバル㈱もゴールドトラスト㈱もゴールドエイジ㈱も、いつもいつまでもこのナンバーワンとオンリーワンに挑戦し続けて行くことを会社の生き残る経営方針としています。

 

レンガ住宅はいいですねー。木造の耐震強度プラス、レンガに鉄筋を縦横に配筋して、地震にも、火災にも十分安心です。そして5㎝の通気層が木造とレンガの間にありますから断熱性や壁体内換気や気密性も十分あります。ですからほとんど電気代をかけずに、365日空調と換気ができて、1階の床下も空調を回しますので床暖じゃないのに、暖かい床なんですね。

 

あと『ドクターハウス』と言われるように、24時間換気の中に専用フィルターを入れた高性能の空気清浄機を入れますと、アトピーやアレルギーのもととなる化学物質などが全て除去されてしまうのです。病気をお持ちのお子様にも大変に良い住環境になります。さてこれをいくらで売るか...(?)おそらく日本で一番安く販売いたします。ご期待ください。

 

その他にも『ローン支払いゼロの家』や『インカムゲインの家(収入のある家)』など実験住宅は、次々準備されています。同じく3月には第2弾『タウンハウス』の建売にも着工いたします。一戸に玄関2つ、全体敷地750坪に大きな中庭付(小川付)の建売を販売いたしますので、是非とも見学会にはご参加をお願い申し上げます。

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