【住宅】社是は『幸せな会社をつくろう』

昨年まで『社是』はなかったのですが、今期2017年1月からこの社是となりました。私が今期限りで社長職を引退して会長になりますので、どうしても社員さんに言い残したい大切なことを言葉にして『社是』といたしました。

 

 私は66歳で社長を引退ですが、1951年生まれですから戦後の貧乏な生活も幼心に憶えています。その後の猛烈な日本の発展に貢献した父親世代の異常な働きぶりも身近に見ています(私の父は働きすぎて49歳で亡くなりました)。そしてバブルで日本中がお金持ちになって(今の中国のようです)、そのバブルが1990年に崩壊して、それからは『失われた27年』といわれるほど日本中がどんどん貧乏になってしまいましたね。ソニーは解体。シャープは台湾の会社となり、今も東芝さんが解体されて外国の会社に転売されているのです。日本の人口は減り続けて2060年には8,800万人高齢者割合はなんと40%です...。

 

 2060年は43年先ですから、今年22歳で入社した社員さんが65歳になる年ですね。それを考えると私はこの『社是』がどうしても必要だと思いました。これからの日本の100年間は『幸せな会社をつくろう』でいいんだと決心しました。売上増や発展や成長ではなく、この日本の全てが縮小していく中で、会社や社員さん達は何を目標にして生きてゆけばいいのか...。それは『会社の幸せ』『個人の幸せ』以外にありませんね。

 

 バブルも必要ありませんし、猛烈に働くことも、競い合って他社を攻撃することも、もうこれからはやってはいけません。そんなことをしていると会社も個人も幸せにはならないからです。『幸せ』はお金で買えませんし『幸せ』は一人一人違います。そして1つだけはっきりしていることは『幸せ』になりたいと一人で願っても決して『幸せ』にはなれませんね。自分が『幸せ』になりたいのなら人を『幸せ』にしないといけません。それは個人でも会社でも同じで『原理原則』『宇宙の法則』なのです。

 

 そして会社なら取引先やお客様に迷惑をかけてはいけませんから、絶対に倒産しないことです。細々とでもいいので永く生き残ること。そして病気に気を付けて健康に長生きしないと会社も個人も幸せにはなれませんね。ということで私は『幸せな会社をつくろう』を実現するためにはどうしても必要だと思うことを5つ決めました。

 

 それは①『継続は改革』永く生き残るためには常に現状を変え続ける改革の勇気と努力が欠かせません。

 

 ②『成長は自然』無理に成長してはいけません。高望みして足元を踏みはずすより、売上を下げてでも能力と実力の範囲内で安定させてほしいものです。安定させてから成長です。

 

 ③『顧客は創造』同じお客様にぶらさがってはいけません。毎年毎年2割ぐらいの顧客を創造して、そして新しいお客様に合わせた新しい商品・サービスを作り続けることです。

 

 ④『仕事は挑戦』ボーとしていては幸せにはなれません。何度失敗しても諦めないで挑戦し続けないと、縮小する日本経済の中で生き残ることはできないのです。

 

 ⑤『幸せは自己の実現』人をうらやむことも、嫉妬も、人真似も必要ありません。自分の長所と強みを5倍10倍伸ばすことです。そして自分だけの幸せをつかむのです。やはり自己を実現した時にこそ幸せは実現されるのですね。

 

 さてさて『幸せな会社(個人)をつくろう』の社是は実現できるのでしょうか...。100年先には私はいませんので、なんとか皆さん宜しくお願い致します。

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