セキスイハウスを追い抜きます。

皆さんがよくご存知のセキスイハウスさんは、日本一の住宅会社です。性能も品質も日本一。そして価格も日本一ですが、信用と信頼と実績のあるハウスメーカーですので日本一売れている日本一の住宅会社なのです。
アサヒグローバルホームは三重県連続22年のビルダーランキング第一位の会社ですが、まあ地方都市の小さな中小企業の住宅会社であることは間違いありません。しかし私は今から一年以内にセキスイハウスさんを追い抜いて、性能品質では日本一の住宅会社になりたいと計画しています。
皆さんはそれは無理でしょうとお考えになるのですが、私は住宅の販売棟数や売上でセキスイさんを追い抜くとは言っていません。あくまで住宅の『性能』『品質』でセキスイさんを追い抜いて、日本一の住宅会社になると宣言しているのです。私は24歳から一人で住宅会社を始めて、今年で48年目。今まで言ったことや宣言したことはだいたい全て実現させた47年間の実績があります。ですから今回も必ず一年以内に実現させたいと決心しています。
私ができる、実現するという根拠は大きく2つあります。①セキスイハウスさんの性能と品質は日本一であることは確かですが、日本の住宅は世界基準のドイツ断熱気密性能と比べると30年も遅れていることを皆さんはご存知なのでしょうか…(?)私は毎年ドイツに行って研究していましたので分かっています。2022年2月に法改正された最新の日本の省エネ基準レベルは、ドイツの30年前の基準と同等なのです(30年遅れているということ)。
日本の窓の断熱基準などは『U値』(熱貫流率・値が小さいほど高断熱)は、2.33W⁄㎡·K。ドイツは1.3W⁄㎡·K。中国でも2.0前後の基準ですから、日本は中国以下の最低レベルとなっています。そして気密性能の『C値』(値が小さいほど高気密)はドイツは0.3㎠ ⁄㎡基準ですが、日本では基準自体がありません。ですから日本で家を建てると低気密でスカスカな家になってしまうのです(当社は全棟気密測定を行っています。C値は0.58㎠ ⁄㎡以下です)。
②次の根拠は、皆さんはハウスメーカーの住宅が工場で生産されていることはご存知だと思います。大量に工場で生産するので、大量に全国に販売ができるのです。しかし壁の厚みが『27㎝以上』、屋根の厚みが『43㎝以上』ないとドイツの断熱気密の基準の性能にはなりません。そしてそれは工場での大量生産ができないのです。ですから大量販売するハウスメーカーには永遠にドイツ基準の住宅は作れないということなのです。
しかし私は簡単に作ってしまいます。工場で作るのではなく一軒一軒現場で作りますから、簡単です。そして大量販売の必要もない中小企業の住宅会社ですから、せいぜい年間1,300世帯(去年のグループ実績)の住宅を作ることはこれも簡単です。そして工場も運搬もいりませんからコストも安くできるのです。
はい、これが私が一年以内にセキスイハウスさんを超える『性能』『品質』で『日本一の住宅』を作りますと宣言できる根拠となります。ご理解いただけましたでしょうか。
最後に一言。何故日本政府は30年も遅れた基準を改正しないのでしょうか…(?)それは日本のハウスメーカーを守るためなのです。業界を守るのはいいのですが、それによって住宅を買う顧客はどうなるのでしょうか。いつまでも中国以下の基準ではあまりにも酷い話です。どうか日本もドイツ基準に改正をお願いいたします。

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