４年間の苦しい時間がかかりましたが、やっとこれでいいと思うアサヒグローバルホームの『成功の方程式』が完成しました。この成功の方程式とは、これを行えば住宅会社としてのアサヒグローバルホームはこれからも必ず成長・発展できますよ、という証明がされたものです。この方程式さえ守れば成長発展できることをたくさんの実験を行い、成功や失敗を繰り返して４年間行いましたがやっと完成させることができたのです。
アサヒグローバルホームにはもともと２５年前からこの成功の方程式がありました。それは①ローコスト住宅（日本一の価格の安い家を売り出しました）②３棟モデル（日本で初めて３棟以上のモデルホームを建てて販売しました）③お役立ち営業（お客様第一を徹底して、お客様のお役に立つことを目標にしていました）この３つが成功の方程式となって２５年以上成長発展したのです。
しかし５年くらい前から、売上は上がっているのですが利益がどんどん下がり始めました。この成功の方程式が時代遅れになってしまったのです。ローコスト住宅は当たり前になってしまって、３棟モデルの住宅会社も増えて何の特徴も差別化もできなくなっていました。それに加えてホームページやインスタグラムやユーチューブでの画像や動画の配信などＳＮＳが出遅れていました。そして住宅の外観やインテリアのデザイン指向に乗り遅れてしまいました。
時代はどんどん変わっていたのに、アサヒグローバルホームは過去の成功体験の中に慢心していて、時代から取り残されていたのです。しかしそれに５年前に気が付いて、４年間もの凄く努力しました。努力だけでなく多頭の費用（年間３億円から５億円）を使い続けました。そしてやっと時代に追いついたのですが、それは追い付いただけで、トップクラスの他社の住宅会社の仲間入りができただけです。その会社さんと比べても、もっと優れた住宅を商品化しなければ追い越すことはできませんでした。
ということで、また努力に努力を重ねました。本当に苦しい４年間だったのです。しかし今回やっと新しい成功の方程式を創ることができました。これでアサヒグローバルホームはやっと復活をすることができると私は思います。ではこれからも一層厳しい（人口減・少子化・物価高・実質給料減）住宅業界で成長し発展できる『成功の方程式』とは何なのでしょうか。私達が決めた新しい成長の方程式３つをご紹介いたします。
①『マーケットイン』今までは専門家である住宅会社が、これはいいですよと自信を持ってお客様に提案していたことが間違いであったと結論付けました。それは生産者側の勝手な思い込みであって（プロダクトアウト）、決してお客様中心の住宅づくりではなかったと思います。これからは既に建てたユーザー様のご意見や、今のお客様のご要望を最優先にして住宅をつくりたいと決心しています。
②『ローコスト』特にこの５年間くらいは知らない間に価格が高くなっていました。当社はもともと安くて品質が良かったので売れていたのに他社と同じくらいの高い価格になってしまっていました。当社の特色は原価が安いことです。だから日本一安く売ることに決定しました。
③『生活を売る』今までは住宅を売っていましたが、これからは家が完成したあとにお住まいになる『新しい生活』を販売いたします。当社のグループ会社にはたくさんのサービス商品（高齢者住宅・介護看護・資産形成・クラウドファンディング・メタバース）がすでにありますので、お一人お一人の生活の不安や不満を解決して快適な生活を提供していきたいと思います。
住宅会社の『新成功の方程式』はこの３つです。６月から全て実施いたしますので宜しくお願い申し上げます。
