会長のひとりごと【高齢者住宅】 vol.222
店長・館長・上司『○○のこころ』
93歳まで祖母を自宅介護した会長が語るサービス付き高齢者向け住宅運営

スマイシアHD 株式会社 代表取締役会長
アサヒグローバルホーム(株)取締役会長
ゴールドトラスト株式会社取締役会長
ゴールドエイジ株式会社取締役会長
文/久保川議道
アサヒグローバルホーム(株)が21人、ゴールドエイジ(株)が64人、ゴールドトラスト(株)が9人、合計94人がそれぞれ『上司のこころ』を書いてくれています。そしてそれを1,900人のそれぞれの部下の社員さんが読んでくれているのですが、なんかいい感じです。
まず第一に94人の上司が毎日忙しい時間の中で月一回作文のような、手紙のような、日記のような文章を書いて部下に配布することは、まあ個人的にも責任があったり、精神的な圧迫があったりで嫌なものです。平均的に10人〜20人くらいの部下も、上司の手紙を希望もしないのに毎月もらっちゃったりして、まあ迷惑というか、読むのも面倒臭いと感じるものです。私はそう思います。しかしなんかいい感じなんです。
理由の第①はそれはまず読んでみると面白いのです。仕事の指示ではありませんし、時には上司のうっぷんや弱音や文句などがあったり、時には学校の先生のように部下に何かを教えようとしていたり。嘘か本当かは分かりませんが、部下に対する感謝の言葉も多く書かれています。一言で言うと、部下は上司を3日で知る(上司は部下を知るのに3年かかる諺)みたいです。まあ要するに上司が何を考えていて、何がしたいのか。そして私達部下に対して感謝しながらも、何を要求しているのかが手に取るように分かるのが面白いのだと思います。
そして第②は面白いだけではなく、あー、店長は苦しんでいるんだなとか、館長って思っているほど強い人ではなくて、こんな優しいところや弱いところがあったんだなと分かることです。仕事の指示や命令ではわからない上司のこころが分かるような気がすると、部下も救われるというか、自分でも自信をもって仕事をすれば上司に追いつけるし、追い越せるかもしれないと思います。すると自然に元気になれるものです。
そして第③はお互いがなんとなく理解できることです。私は『○○のこころ』はもの凄く効果のある『コミュニケーションツール』だと考えています。私自身が『社長のこころ』を一人一人の社員さんへ書いていたのが40年前の1985年頃でした。その後社員さんが増えたので(20人規模)一人一人は止めて毎月1枚にして書き続けました。
今は社長さんに任せて、このわくわく夢ニュースの『会長のひとりごと』を毎月各社分の4枚を書いています。これもまあお客様や社員さん達とのコミュニケーションツールなのですが、はいすみません。このひとりごとは私にとって『命』なのです。もう書かなくていいと言われると私は死んでしまいます。それ程大切な『会長のこころ』なのです。これがあるからお客様と繋がれる。これがあるから社員さんとつながっていると感じる唯一のツールになってしまいました。
私は94人分の上司のこころを全て読んではいませんが読むこともあります。すると何と言うかオモシロイのです。この人がこんなことを思っていたんだとか、へーこんな考え方もあるのかとか飽きずに読んでしまいます。社員さん一人一人もそうだと思います。そして上司が泣き言いってる少し助けてやろうとか、もっと私達がしっかりして上司を支えないと、なんて考えるのではないでしょうか。
上司のこころもやってみて問題があれば止めるつもりでしたが、今のところ上司も部下も指示命令以外のところで、ホノボノとつながっているみたいなので、これからも続けたいと思います。上司もなんとか頑張って書いてください。お願いいたします。
『ゴールドエイジ菰野』がOPENしました
三重県菰野町の緑豊かな場所に、ゴールドエイジ菰野が全国で56館目として6月23日にオープンいたしました。内覧会を開催し、160名のお客さまにご覧いただくことができました。
デイサービス併設型のサービス付き高齢者向け住宅で、日中はデイサービスでリハビリや入浴、集団で行うレクリエーションなど、様々なプログラムで有意義なお時間を過ごしていただけます。また、50戸のお部屋のうち20戸はご夫婦でお過ごしいただける仕様となっております。
ご入居者さま、ご家族さまの想いに共感し、『安心』をお届けできる住まいを提供出来るようスタッフ一丸となり精進して参ります。
報告者 安田恵美

イベント紹介
四日市・川越












岐阜





鈴鹿・津・松阪










愛知




















関東・東北












